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「鉄筋ジャバラユニット工法」
特許取得

はじめに

鉄筋ジャバラユニット工法
ゴム付き結束線
鉄筋ジャバラユニット工法
特許番号 第3839963
国土交通省
新技術情報NETIS登録
No.QS-050001

特  徴

鉄筋ジャバラユニット工法は、当社が考案した画期的な鉄筋先組工法です。

鉄筋工事における各部位(柱・梁・壁・スラブ等)を当社が開発したゴム付き結束線で先組みし、ジャバラユニット化する事により施工現場に於いて省力化を計り、工程を短縮すると共に品質のバラつきを減少させ、かつ安全管理を容易にする事を目的としています。これにより運搬コストと人員の削減・工期の短縮が可能になります。

当社が開発したゴム付き結束線は、不要な負荷が加わっても切断せず、結束された部分に自由度が付与されます。

従来工法との比較

従来の工法 鉄筋ジャバラ
ユニット工法
①工場にて組立

・デメリット1
組立時、運搬時に自重・衝突に耐える為、
又主筋等に電気溶接等を行う為、母材破壊が起こる。

①工場にて組立・仮置き
工場にて組立・仮置き

・メリット1
組立時、一般的な先組を結束線だけで組立を行う。
溶接等は使用しない為、母材は傷めない。

②運 搬
運 搬

・デメリット2
運搬車両の荷台より、
大きなものは出来ない。

②運 搬
運 搬

・メリット2
重ねて置く事が出来る為、運搬車両のコストが、
通常の材料を運搬する量と変わりない。

③仮置き
仮置き

・デメリット3
先に取付を行う為、
現場仮置き場が広大な範囲の場所が必要。

③仮置き
仮置き

・メリット3
重ねて置く事が出来る為、工場及び
現場の仮置き場が少なくてすむ。

④クレーン等にて設置
クレーン等にて設置
④クレーン等にて設置
クレーン等にて設置

実例動画

鉄筋工事の流れ

クリックまたはタップで
写真を拡大することが出来ます

ベース筋及びスラブ筋

1
工場で組立
工場で組立
2
折畳み集積
折畳み集積
3
運  搬
運  搬
4
復元現場
荷揚げ
復元現場荷揚げ
5
据  付
据  付

梁筋施工の流れ

1
工場で組立
工場で組立
2
折畳み集積
折畳み集積
3
運  搬
運  搬
4
復元現場
荷揚げ
復元現場荷揚げ
5
据  付
据  付

壁 筋

1
工場で組立
工場で組立
2
折畳み集積
折畳み集積
3
運  搬
運  搬
4
復元現場
荷揚げ
復元現場荷揚げ
5
据  付
据  付

柱 筋

1
工場で組立
工場で組立
2
折畳み集積
折畳み集積
3
運  搬
運  搬
4
復元現場
荷揚げ
復元現場荷揚げ
5
据  付
据  付

製品規格

材  料 JIS G 3112
鉄筋コンクリート用棒鋼
鉄筋の
種類
【種類】
SD295A / SD345 / SD390 / SD490
鉄筋の
【 径 】
D10 / D13 / D16 / D19 / D22 / D25 / D29 / D32 / D35 / D38 / D41
特殊
結束線
使用する結束線はJワイヤー(ゴム付結束線)とする。
特許取得
継手位置 柱及び梁主筋の継手は全数継手とする。
<参照>
建築工事標準仕様書・同解説 JASS(1997版)
付42 特殊な鉄筋継手の取扱いについて
継手方法 鉄筋溶接継手・機械継手
(圧接も可能)
適用範囲 鉄筋コンクリート造全般に採用できます。